2021/03/01 21:40

今日から3月です。1,2月はとても雪が多く、本当に春が待ち遠しい時期でした。でも、冬が厳しいほど、少し日が長くなった有難さやお日様のあたたかさが身に染みて嬉しいのだと改めて感じました。やっぱり人も生きものです。お日様がないと元気が出ませんね。


1日だと新しいことが始めたくなるものです。
ご縁あって、七十二候のイラストを描くことになりました。せっかくなので、blogでも紹介していきたいと思います。
七十二候は二十四節気を3つに分けたものです。今ほどカレンダーが取り入れられていない昔、太陽と月を頼りに季節に合わせて農作業をしていました。今は旧暦ではないので、季節に合わない言葉もあるかもしれませんが、忙しい毎日の中でも、少し目線を外し、自然を感じてみてもらえたら嬉しいです。

今日から季節は、七十二候の草木萌動(そうもくめばえいずる)です。
もうすぐひな祭り。昔は、流し雛という風習がありました。今も行われているところもあるそうですが、私の土地にはそういった風習はありません。流し雛は、小さな雛人形を作り、その人形に息を吹きかけ、自分の厄をうつし流していたそうです。
雛人形は早く片付けないとお嫁にいきそびれると言いますが、それは、女の子はお嫁にいくものという決めつけで私は好きではありません。流し雛の病気や災いを流す、この意味の方が残っていって欲しいなって感じました。